第06夜






鳴り響く金属音をたどりながら、は荒野を走る。
そちらはさっきバノッサたちが歩いていった方向であった。


岩陰に潜み、身を隠すと先ほどフラットで見かけた者達が、
バノッサ率いるオプテュスと戦っている姿が見えた。



「・・・?あれカノンがいないみたいだ・・・」



さっき見かけたときはいたと思ったけど・・・。



あたりを見渡してもカノンがいない。
となると、北スラムに帰っていったのか・・・。

悩んでいた思考をやめ、再び見る。
そうすると、眩い光がフラット側から光る。
その光は何かに反応するようにどんどん大きくなっていく。



「まずいっ!!」



助走をつけて、岩陰から飛び出し、バノッサの元にいく。
バノッサによけられないことはないが、やはり様子が変だ。

が走り出したと同時にフラット側から眩い光の玉がバノッサに向かって放たれる。



「危ないっ!!!_________________________________ 」


「っ!!?テメェは!!」



間一髪でバノッサと光の玉の間に入り手を広げて精神を集中させる。
そして相殺させるかのようにも同じ魔力の玉をぶつける。




バンッ_________________________


刹那__________________________

弾きとんだ力が強風となり回りの砂を巻き上げる。
相殺した場所があまりにも達に近かったせいで、オプテュス側に被害がくる。

風に吹き飛ばされてバノッサたちは体を空中に持ってかれて、地面に叩きつけられた。
まだ低い形で投げ飛ばされたが、はそうにもいかなかった。

強風をもろにうけ、体は大きな岩に向かって飛ばされる。
気を失ってしまっているのか瞳は閉じられたままだ。

フラット側の人間は目を瞑り動向を見守った_______________________________



・・・お前は無茶をしすぎだ・・・・」



銀色の髪が靡き、岩の手前での体を魔力で包み込み衝撃をなくす。
そして、その体はアシュタルの腕の中に落ちていった。



「・・・相殺・・・危ない真似をして・・・」


「んっ______________________________________ 」



風のせいでくしゃくしゃになった髪を指でとく。
すると触れられる感覚にの意識は戻っていく。

目の前には金色の瞳に、銀色の髪__________。



「アシュタル・・・・・?」


「バカが・・・俺がもう少し来るのが遅くなっていたらどうなっていたかわかってるのか!!」



冷静なアシュタルが怒りをあらわにする。
大切な人がもう少しで危なかったかもしれない・・・。



「へへっ・・・あなたのことぐらい魔力で来ることぐらいわかるよ」


「!!!?」


「じゃなきゃ、相殺は危ないからやらないよ」



フラット側のうった魔力の波動はサプレスのもの。
もサプレスの力を受け継いでいるので、さほど体に当たっても2・3日気を失うだけ。
だが、今は任務中。
あまりそういうのに時間をもてあそんでいる暇はなかったのだ。


ぱんぱんとほこりを払いアシュタルに支えられながら立つ。



「フラットの皆さんにはあとでお話がありますが・・・今はとりあえず私にまかせてください」


「何勝手なこと・・・・________________________________」


「オプテュスのほうも被害があるのよ?バノッサは黙ってなさい!!」



あまりの剣幕にバノッサの口が噤む。
目線でフラットのほうをみると4人の人たちがなんか喋って去っていく。
どうやら話が分かる人たちがいるみたいだ。












長いことあけちまったぜぇ〜。
めちゃくちゃ中途半端できりましたv
えへ、ごめんなさい(汗)