草も生えていない荒野。荒れ果てた大地に足を踏み入れている少女と男がいた。
風が吹けば彼女の髪が揺れる。光が照らせば、彼女の髪が煌く。
その繊細な姿からはか弱き少女と見える。
一方男のほうは、背が高くすらっとした体のライン。
少女のほうとは違い銀色の長い髪が歩くたびに揺れる。
しかし、爪の先を見てみると鋭く何もかも引き裂いてしまうような凶器。
そんな不釣合いの二人が荒野を黙々と歩いていたのだ。
彼女の名前は。彼女を守護する【護衛獣】となるもの、アシュタル。
そう、彼女は召喚師。この世界リィンバウムにおいて優秀なる召喚師である。
そんな彼女がこのような辺境の地、【城塞都市サイジェント】にきているのには理由があった。
ある派閥の命により、大量の魔力が流れた理由の調査。
そう、ここの大地で大規模な召喚儀式が執り行われたのだ。
「大体どの派閥が執り行ったものか見当はついているよね」
ざざと、歩いていた足を止めた。
足を踏み入れていたところには大きな召喚円。
周りには召喚儀式を行った者たちの屍が倒れていた。
「、お前よくこんな残酷なもの見て冷静に言葉が吐けるものだな」
「私だって嫌だよ、だけど冷静にしてられないと今回の事件・・・片付けられないよ」
座って、手をかざす。
するとまだ効力をもっているのか召喚円が光りだした。
「とりあえず、効力をなくすしか今は方法がないね」
「手伝うが?」
「アシュタルの手をわずらせるまではいかないと思うよ」
そういうとは手を閉じ両手を地面にあて、言葉をつぶやく。
すると今まで光っていた召喚円の反応が少しずつ薄れていく。
すっと手を離すともう、微量たる魔力も発していなかった。
「これで、ここからは召喚できないわ」
「だが、別のところで召喚の儀式をされていたら同じだけどな」
「まぁね・・・だけど、確かに儀式をやった形跡はあるみたいだね」
”派閥のいったとおりだ”とつぶやいた。
そして、ささっと召喚円にかかっていた砂をはらい、文字を見てみる。
「サプレスの魔王召喚儀式ってところかしら」
「やはりな、ここに来るときにサプレスの魔力を感じていたからな」
確かめるとは街の方に歩いていく。
その後ろを一定に保ちながらアシュタルもついていく。
「どうやら、召喚の儀式は失敗だったみたいだな」
「えぇ・・・だけど別のものが召喚されたみたい」
「・・・別のもの・・・か」
砂埃が舞う、その先に見えるのは【城塞都市サイジェント】
それを見据えて歩いていく。
は不安に顔を歪め、アシュタルは楽しそうに口元を綻ばす。
そう・・・運命はすでに動き出している。
翻弄されし一人の少女。
彼女はいったい、何者なのか・・・。
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サモンナイトまたまた書き直し(ぇ)
だってだって・・・1からやっぱりかきたかったんだもん(グスン
っていうか順番変更です。
多分、1→2→3と、ゲームがでた順番で流れていくかと思います。
同一主人公で(笑顔)
バノッサがやっぱり絡ませたいんだもん。
バノッサが大好きなんだもん。
だから許せないのです(殴)
アシュタルが護衛獣なのは私の趣味です(爆笑)
っていうか、この展開は私が前のサイトで始めにかいていた内容なんですよね。
ただちょっと流れが違うだけで。
主人公の呼び名がちょっと違っていたりねvv
2006/3/22