「んっ・・・」
少し頭痛がしながらはうっすらと目を開けた。
視界に広がったのは、木造の部屋。
(・・・小屋・・・?確か紋章の森の奥地にあったような・・・)
小さい頃、ここを休憩場所にしながら修行をしたのを覚えている。
その場所に似ていたのだ。
ごそりとが起き上がると、一人の男がこちらを見ていた。
肌が少し濃く、手の甲には二対のナイフがある。
その後ろでマーズの村の子供たちが怯えながらを見つめていた。
「はは・・・起きたな?お嬢さん」
「・・・あなたは誰なの・・・?」
「ボスが連れてきた方だから丁重に扱かわねぇとなー」
”ひゃはは”と笑いながらナイフをの顎に滑らせる。
切れないほうでやっているがその光景を見ている子供たちにとってはとても耐えられるものではない。
中には泣き出してしまう子もでてきてしまった。
「しまってくれないかしら?・・・子供たちが怯えているわ」
「アンタは度胸があるねぇ・・・好きだぜ、そういう女は」
「私はあんたみたいな奴はお断りだけどね」
不機嫌そうに顔を歪めるに男・・・アザムギルはピクっと眉を動かす。
機嫌を損ねたと思い体をかたくするが、相手もどうやらボスに危害を与えるなといわれているらしく、
になにもしないで小屋の外に出て行った。
「・・・大丈夫?」
「うん・・・お姉ちゃんこそ大丈夫・・・?剣向けられて怖くなかった?」
「ふふっ、大丈夫よ。皆こそ大丈夫?」
泣いている子供たちが心配ではそっと泣いている子の側に寄る。
すると子供たちものことが心配だったようで聞いてくる。
相当不安だったのだろう、そこに居る子供たちは皆、の服を掴んで離さない。
「大丈夫、助けに来るからね?・・・そういえば」
子供たちは無理でも大人であるが小屋からでることができると思ったのだが、
両手に縄が括りつけてあった。
これではでることができない・・・なんとしても抜け出そうと計画するが、
子供たちの細腕ではとてもじゃないけど解くことができない。
「どうしよう・・・」
大人しく捕まっていてはこれからどうなるかわからない。
模索していると微かに外から気配がした。
先ほどでていったアザムギルのものかと思ったが、
明らかに人数と足音が違う。
窓に目線を配らせると驚いたように顔を見せるレナの姿があった。
+++
「今、向こうで子どもの声が聞こえた・・・」
泥沼を渡ってレナがディアスに声をかけようと思ったときレナの声をせいした。
かすかにだが、ディアスの耳には子どもの声が聞こえたのだ。
少し歩いてみると、小屋が二人の目の前に見えてきた。
「森の奥に山小屋が・・・」
レナが近づいてみてみると、微かにだが子供たちの泣く声が聞こえる。
窓から覗いてみると一人の女性が子供たちに安心を与えるかのように包んでいた。
だが、レナにはその女性に見覚えがあった。
どうやらあっちもレナを見ていて驚愕した顔をしていた。
「レナ?・・・どうした」
「が・・・」
「!!?」
「が子供たちと一緒に閉じ込められてる・・・!!
レナがディアスに声をかけるとディアスも窓側に寄る。
すると確かに昨日出会ったの姿がそこにあった。
が近くの子どもに何かを喋ると頷き窓に寄り、小さい背を補うかのように必死に足を延ばし窓を開けた。
「!!無事なの!」
「私は大丈夫だけど・・・気をつけて、近くに手下が」
「そうさ、お喋りはよくないぜ?」
が注意を促すとそれに同意するかのように声が聞こえる。
ディアスが振り向くとが先ほど見た男が立っていた。
「お前だけか・・・?」
「そうさ、アンタらの相手は俺様一人で十分ってことよ」
「なおさら不気味だな。子どもを人質にしているならもう少しいてもおかしくはないと思うが」
「まぁ、こちらにもいろいろあるんだよ。そして俺様はとにかくお前らを殺すだけだ」
二対を構えディアスに襲い掛かる。
それを鋭く見つめたディアスは右手に剣を構え、ある技の構えをとる。
「喋りすぎる奴は早死する・・・こういうことだ」
「なっ!!」
「空破斬!!!!」
空破斬を受けアザムギルは地に付した。
苦しそうに顔を歪めディアスを見る。
「くそ・・・てめぇ、化け物か・・・」
「フン、貴様が弱いだけだ」
「・・・まぁいい、俺様の・・・役目は果たしたから・・・な・・・」
「役目?おい、それはどういうことだっ!!」
「うっ・・・」
息絶え絶えになりながら、アザムギルは言う。
その声を聞き、ディアスが詰め寄る。
話を聞いているとどうやらアザムギルの役目はディアスたちを足止めをするための役だった。
誘拐騒ぎはただの囮で目的はマーズの村の紋章術師達を全滅させること・・・
そして密印の書を手に入れることだった。
それを伝えると力尽きたようにアザムギルは目を閉じた。
「どうやらこいつらに一杯食わされたな・・・
こいつの話が本当なら今頃村では大変なことになっているだろう」
急ぎレナに小屋の中に居ると子供たちを助け出すように伝えた。
+++
一方少し遅れながら子供たちの救出に向かったクロードたちは、
もう助け出されたとと向かったといわれる青年から言われた。
”は今どこに?”そうきくとディアス達と合流し村に帰っているといわれた。
悔しそうに地団駄を踏むセリーヌを咎めながら、クロードたちは村に向かう。
その後ろで紋章術師の青年が笑っているのに二人は気づかなかった。
# 置 手 紙 #
よし、打ったvv
そろそろマーズから出れるかな?(ぇ)
だけど、そうするとディアスと触れ合いがないので、ある程度原作からずれます。
今久々にスタオEXのアニメを見てるけど・・・
一応それの話も入れたいな・・・。
たとえば、もうちょっとでハーリーなので・・・幽霊船とかねvv
とりあえず、ディアスが結構アニメではでてくるのでv
だけど、時々だけど、アニメは。
結構話が違うからどうしても打ちにくい。
アシュトンはきっといつのまにか仲間になっているパターンだと思います(ぇ)
2008/03/10