クロードたちと別れて紋章の森の近くのベンチに座る。
の顔は下を向いていて表情が分からない。
やっぱり・・・ディアスだったんだ・・・。
先ほど聞いた名前がリピートがかかるように心に響く。
やはり、先ほど感じていたのはあたったのだ。
会いたいと願っていた人だが、その人の隣にいるのは妹的な存在。
どちらも大切な人だから、自分の気持ちを押し殺す。
レナはディアスのことを兄としか思っていないのだが、
そんなことにわかるはずもなく・・・。
「やっぱり・・・あの二人は・・・」
「どうされたんですか?」
「えっと・・・」
沈んでいた矢先に声をかけられて、あっと上を向く。
見た先にいたのは優しそうな笑みを浮かべた青年だった。
身なりからして、修行にきていた紋章術士なんだろう。
心配になって声をかけてきてくれたのかしら・・・?
は精一杯の微笑でその青年に返す。
「大丈夫ですよ?ありがとうございます」
「それならいいんですよ・・・ところであなた凄いですね?」
「・・・?何がですか・・・?」
「あなたの中に眠っている力・・・ですね」
じっと見てみると彼の瞳が違う瞬きをみせる。
まるで何かに魅入られている・・・アレンの時と同じように。
まさかと思いよく見てみるが普通に戻っていたので気にしなかった。
「私はあの剣豪は信用できません」
「・・・」
「ですが、あなたは信用できます・・・一緒に森に行ってくださいませんか?」
「私とですか?」
少し聞いた話によるとやはりマーズの人たちは他の人たちをそう簡単に紋章の森には入れたくないようだ。
それはこの青年も同じ。
だが、はここでの修行経験を持つ。
少なくとも関係はしている・・・このマーズに。
彼がなぜそんなことを知っているのかまではさすがのにも頭にないらしく、その言葉に同意した。
「わかりました。私でお役に立てるのならば・・・ご一緒にさせてください」
「本当ですか!!では早朝にでも一緒に行っていただけますか?」
「はい・・・あ、私は何処に止まれば・・・」
「西にある宿屋か東にある宿屋・・・どちらでもよろしいですよ?」
・・・まぁ、一か八かどっちでもいいっか・・・東に行こうかな?
はその青年と明日の約束をしは東に、青年は西に行った。
「ふふっ・・・あの娘さえ手に入れば・・・」
「・・・また会えたね・・・」
先ほどの青年がのほうにむいて笑っているのに気付く予知もなかった。
#後書き#
ふぅ・・・なぜかこの人といくことになりました(笑)
だけど、1回あいますよディアスに。多分。
だって宿がそっちだもんー♪
さってと・・・ちょっと微○ロを持ち出して・・・(ぇ)
むふむふvvここはどういう風にしようかちょっと考えてはおるんですがね・・・。
なかなか難しいのですね;
2007/06/15