* ACT.15 Mars





先ほどの話から険悪な感じになっていたが、無事にマーズあたりの街道に到着した。
の様子も悲しそうな顔から普通に戻ったことからして、大丈夫なんだろう。

もう、夜になってしまったということで、野宿することにした。



「やっぱり、無難にマーズに寄った方がいいわね、セリーヌ」
の言うとおりですわ・・・ハーリーへ直行するよりも村にいったん立ち寄ったほうがいいですわ」

「そうね・・・ハーリーまではかなり道のりが長いもの・・・」



小枝をとり、図を描いて説明する。
確かに今日クリクを発ったクロードたちによってはどこかで休息をとらないとあとあと困る。
もその意見に賛成をして、周りの紋章結界を強める。



「それにしても、モンスターに襲われないんですか?」

「心配無用ですわ、もさっきから紋章術で見てくださってますし・・・
モンスターよけの結界もはってありますわよv」



周りを見てみると明るい光がぽわんと放っている。
紋章術はかなり発展された術。
クロードもそれに関心を示していた。



「でも、キャンプみたいvこんなの久しぶりー」
「久しぶり?」



レナが嬉しそうに声を上げたのをセリーヌが気になって声をかける。
するとぱあっと笑顔を向けて微笑む。



「うん、小さい頃にディアスと_________・・・」

「ディアスって誰ですの?恋人?」

「えッ!!ただの幼馴染みなんです」
「・・・・・・・・」



ディアスという聞きなれない男の名前。
セリーヌも気になりついつい聞いてしまった。
レナはちらっとを見ながら否定の言葉を述べたのだが、はそんな様子をじっと見つめていた。




















「ヒックヒックッ・・・」
「こわいよう・・・」
「おうちにかえりたいよ_____________」



草木が生い茂る森。
マーズの奥にいくと見える。
【紋章の森】
普段は紋章術士たちの修行場として使われているが・・・
今聞こえるのは子供達が切なそうに泣く声だけ。


ガッ!!!
「うるせえぞ!!静かにしてろ!!」


机を蹴る音に子供達は敏感に反応する。
怖さがただただつのるばかりだ・・・



「お頭・・・すべての準備が整いましたぜ」
「おう、ご苦労だったな」



子供達が捕まっている小屋の中。
薄暗い部屋には複数の男がいるようだ。

鋭い瞳を宿し、腕にはヘビの紋様が刻まれている。
声はとてつもなく低く響き渡る。

手下らしき人物から状況を聞くとニヤリと暗闇で笑みを浮かべた。



「ククク・・・見ていろ・・・






この手でマーズの紋章術士たちを血祭りにあげてやる・・・・」



恐ろしい計画が進んでいる中、クロードたちは何も知らずに眠りについた。




その村で新しき出会いが待っているとは知らず・・・。










#後書き#

お疲れ様でした(ぺこり)
やっとマーズに侵入してきますvvv(まて)
ここは描きたいところBEST3に入ってますからねー(そんなこと考えてなかったくせに)
主人公は普通の感じを取り戻したみたいだし。
展開速いかな(汗)
やっぱり視点はよくわからないことになってすんません(汗)
とりあえず頑張ってやっていきますよー!!




2007/06/10