* ACT.13 Clik





唸る街から必死に高い丘に逃げる。
崩れ落ちる街の建物を横目に見つつ達は目指していた。



「お兄ちゃん!!」
「ケティ!!無事だったのか」
「うんっ!!」



丘に逃げた達を待っていたのはどうやらクロード達と知り合いだったらしく、
不安になるケティルという少年の側にレナが座る。
唸っていた街が静かにおさまる。



「揺れが・・・おさまった?」

「あれを見ろッ!!!」



レナが安心した声で状況を述べたところに悲痛な叫びが周りを静粛を与えた。
目を向けてみると大きな津波がクリクを襲おうとしている光景だった。

海から巨大な津波が近づき、瞬く間にクリクの街を覆う。

その光景は嘘かのよう。
クロードたちは黙ってそれを受け入れるしかなかった。



「予言と・・・同じ・・・あの女の人の言葉通りクリクは災いに飲み込まれた・・・」

「そんな・・・」
「信じられませんケド現実にこうなってしまいましたものね・・・」



どうやら、さっきがあった預言者とクロードたちもあっていたらしい。

あの預言者は災いが来ることを最初から予期していてそれを皆に伝えていたのだ。
悲しそうに語りかける彼女にもっと耳をかせばよかったと後悔がつのる。


私あの人と絶対知り合いのはず・・・だけどあったこと・・・


クロードたちはどうやら船長にこれからのことを聞いているようだった。
はさっきの人物を考えていながら街の入り口に向かった。












■■■





・・・』


「・・・!!?誰・・・」



皆から離れたとたんに声が聞こえた。
囁くような声だが、しかと自分を呼ぶ声。
しかも、どこかで聞いたことのあるような・・・



『君を巻き込むつもりはなかったんだ』
「・・・どういうことなの?」

『・・・さぁ、君がいるのはそっちではない・・・こちらにくるんだ』



姿が見えないのに声だけがに聞こえる。
しかも、自分を誘う声。
それに巻き込むつもりはなかったとはどういうことだ。



はラクールから動かないと思っていたのに・・・迂闊だったな』
「なんなのよっ!!いったい何がしたいのよっ!」



耳を塞いできた道を戻ろうとしてもなぜか声は頭に響く。
それに戻さないかのように足が動かない。



「いや・・・っ・・・!!」
『さぁ・・・こちらに・・・』

っ!!!」



嫌がっていたに相手も最後の手段というのか、
何かをしたらしくの体は眩い光に包まれていた。

しかし、を呼ぶ声と同時にその光は薄れた。



_________チッ・・・邪魔が・・・まぁいい・・・いつでも取り返すときはある・・・





含みのある言葉を残されたがそんなことより、なぜか体がだるい。
ふらついたの体を支えたのはレナだった。

両手で抱え込んでを抱きしめる。



・・・大丈夫なの?」
「う゛・・・だ・・・大丈夫・・・ちょっと眩暈がしただけ・・・」



レナたちが見たの姿はただ単に崩れ落ちるところだけだったらしく光は見えてなかったらしい。
心配になって声をかけてくれたレナに心配させたないように言葉を返す。

レナから少し遅れてクロードとセリーヌがやってくる。



「大丈夫かい?すごく具合が悪そうだけど・・・」
「ん・・・で、エル大陸にいく手段はあったの?」

「そのことで、に協力していただきたいのですけど」



セリーヌが船長から聞いた話によると、

もうこのクロス大陸からはとてもじゃないけどエル大陸に行く船はないらしく、
ラクール大陸を通るしかないようだ。まだラクール大陸からは船は出ているから。

しかし、なぜセリーヌがそういってくるとはわからなかった。
確かにクロス大陸の出身ではないが、それを話してはいないはず。



「な・・・なんで私が協力を・・・」

「?何言ってますの、あなたラクール大陸のラクール王国の人でしょう?」

「「え!!?」」



驚きの声が二人から飛んでくる。
だが、にはさらに謎になる。
絶対いってないはずだし、服装もそうだし何よりがいることでなぜ協力となるのか。



「ようやく、思い出しましたわ・・・あなたマーズに来て紋章術の修行を受けた・アクティシアですよね?」

「・・・ってことはあの時いたセリーヌだったのね・・・」

「セリーヌさん・・・確かにはラクールの人だけどそれがエル大陸行きの船と関係あるんですか?」



レナの意見はごもっとも。
クロードは話についていけないのか、真剣に聞いている。



「あなた何もいってませんの?・・・私がいってもよろしいのですの?」
「・・・セリーヌがそういうのは私がラクール王国の・・・しかも王家に関係しているから・・・ということでしょう?」

「えぇええ!!がぁ?!」



門外不出の紋章術を、マーズの出身でもないが受けることができたのは、
ラクールの王様直々にお願いされたからなのだ。
もともと、は紋章術を使えていてそれをもっと高めるためにどうしても勉学が必要だった。
そのため発展していたマーズに修行という形で訪れたのだ。

その時に一緒に修行した仲間の中にセリーヌはいたのだ。
セリーヌ自身、前代未聞のことだったし何より実力が半端じゃなかったを覚えていたのだった。



「で、私がお願いして出してもらえって・・・?」
「そうですわ。王様と親しいあなたならできることでしょう?」




















#後書き#

前の奴よりかなりあとになってまったわね(汗)
なんか期待してくださっている方がいるので、これは頑張らないとと思ってv
・・・なぜかサモンナイトとかよりもでばってるきがするんだけどね(笑)
だけど、もうちょっとで長髪美形の剣士さんがでてくるから頑張りたいの!!
それに武具大会とかかきたいじゃないか!!
連載はかいていて楽しいですv
・・・落ちはどうなっているかわらかないけど(ぇ)




2007/06/03