クロード達と別れてまた背を向ける。
向けた方向には申し訳なさそうにこちらをみているクロス王の姿があった。
「よいのか?、レナ達を見送らなくても」
「王様・・・私はロザリアとクロウザーの結婚式に立ち会うためにラクールからきたのですよ?」
クロスに行っている親友のロザリアから伝達が来たのは少し前。
クロウザーとの結婚があるということできてほしいという内容だった。
同時期にクロス王からの伝達、クロス大陸でのソーサリーグローブの被害状況などを調べる予定だったのでここにきたのだ。
確にレナ達は心配ではあるが、知り合いと親友の大事な結婚。
顔をださないわけにはいかない。
「それに、心配しなくても大丈夫だと思います」
「なぜだ?」
「クロードはレナを守ってくれると信じてますから」
そう、レナがクロードを信じると同じ、も信じている。
少ししか話せなかったけどクロードには
なにか使命がかせられているようには感じていた。
「では、王様。私はロザリアに会ってきます」
「泊まるところはどうするのだ?一つ部屋を用意させるが・・・」
「そこまでご迷惑をおかけできません!!確かレナの叔母がクロスの宿を経営し
ているのでそこに泊めさせて頂きます」
軽く会釈して謁見の間からロザリアの部屋に向かう。
久しく会わなかった親友のもとに・・・
■■■
警備が厳重にされた部屋を訪ねる。
綺麗に飾られた部屋。
そこに住んでいる主は紅茶を飲んでいた。
人が入ってくる気配がしたのか、ロザリアが扉の方へと目をあげる。
「やっはーロザリア、約束通り来たわよv」
「!!」
親友が訪れたことにより、沈んでいた気持ちが一気に喜びに変わる。
「来てくれたのね・・・嬉しいわ」
「ロザリアのためだもの。本当におめでと!」
祝福の言葉をかけたつもりだが、ロゼリアの顔がなぜか曇る。
「この結婚はそもそも、王子の了承を完全には貰ってないの」
「え?」
そう、相手であるクロウザーは正直応じていない。
国同士の結婚となるから、自分の気持ちを押し殺してまで・・・と一歩踏みきれないのだろう。
「私どうしたら・・・」
「ロザリア・・・」
手を胸の前に組んで悲しそうにうつむく。
ロザリア・・・・あなたはクロウザーのこと・・・
直ぐに気が付いた。
昔から一緒にいたとロザリア。
だから今の心境を嫌でも分かってしまう。
それと同時に城で見掛けないクロウザーに不快を覚える。
あいつ・・・絶対探してやる・・・クロスからはでてないと思うし。
「ロザリア、とにかく私は宿に泊まるわ。その間にクロウザーに会えればいいんだけど・・・」
「、そんなに心配しなくてもいいわよ・・・?だけど、また来てね?」
にこりと笑顔を交し合い、目指すは宿・・・もとい王子探し。
探してみせるとも______________
後書き
はい、ロザリアでしたよー。親友v
そしてクロウザー(クリス)とも知り合いなのよー。
レナ達から少し離れてクロスの話になります。
がんばるぞー!!
2006/12/22