* ACT.2 Sarva





「アレン・・・どうしたの・・・こんなのあなたじゃないわっ!!」
「レナ・・・」



悲痛な訴えでアレンに呼び掛けるが、耳を傾けない。


______________クロードさんっ・・・


レナの頭に浮かぶのは金髪の優しい青年。
その言葉は届くのか・・・。




□□□





薄暗いサルバの坑道を二つの足音が駆ける。

はちらりとクロードを見る。



______________異世界の服っぽいわね・・・レナが気になるのもわかるわ・・・



視線に気が付いたのかクロードと目が合う。



「えっと・・・さん?」
でいいって言ってるじゃない〜」
「えっと・・・じゃぁ、

「じゃぁってなによ」



クスっと笑う。



「レナ・・・何処にいるか見当つきますか?」

「うー、坑道はよく行っていたんだけど、そんな部屋になるなんて場所・・・」



丁度サルバの屋敷から坑道に向かうところに、
アーリアの大工ボスマンさんが倒れていた。
の介抱により、調子はよくなり今までのことを聞いた。



“アレンくんに頼まれて祭壇を作っていたんだ・・・“



祭壇を作れるような場所は少し奥に進んだところでないとない。

そう踏んだはクロードを連れて場所に向かっていた。



「この先は拓けた道になっているから、ここと思うんだけど・・・」
「!!、あそこに」

「ん?」



クロードが指を指す方向をみると壁に穴が空いており中が光っている。
人工的な光のようだ。



「あんな場所なかったはず・・・」
「じゃあ、あそこにレナが!!」



走り出し穴の中に入る。


薄暗いところにロウソクが多く飾ってあり、その中央にはレナとアレンがいた。



「クロードさん!!・・・と?!」
「レナ、大丈夫!!?」


、来てくれたのか・・・」



こっちを見るアレンはもはや正気の目をしていない。



「・・・アレン、どうした・・・!!?」



アレンを見ていると後ろに紫色に光る宝石がある。


______________あれが原因か?



「やっとが来てくれた・・・くくっ、レナが此処にいればすぐに来てくれると思ったよ」
「は?私・・・どういうこと」


はいろいろ勘が鋭いからね、結婚なんて言ったら来てくれないと思ったから」



“君の妹的な存在、レナを連れてこれば・・・ね“



そう、レナを連れてきたのはもともとを誘き寄せるためだった。
サルバにくることは知っていた。
だが、婚礼ということを話したら国に帰ってしまう。
だったら静かに自分の物にしようと考えたのだ。

レナから離れたアレンは少しづつ、に近付く。



「クロード、レナのほう任せれる?」
はどうするんだい?」
「私はアレンね・・・どうやら私のせいだし・・・」



腰に指してある長剣を抜き、アレンに向ける。
その行動に驚いたのか、アレンは悲しそうな顔を浮かべる。



「なぜなんだ・・・なぜ・・・」
「アレン・・・」

は僕のも・・・・ノォ!!」



が名前を呼ぶと、揺らぐのか顔をしかめる。
苦しそうに訴えるがその時・・・



「ちょっ!!アレン」



後ろにあった魔石が引き金となり、アレンに集まる。
そして爪が長くなり、顔が魔物へと変化していく。



「グガアアアァァア!!」

「ちっ!!あれを壊すしかないわね!!」



が横目でクロード達をみると、アレンが呼んだ相手と戦っていた。

はアレンに絞り、剣を振り上げる。



「くっ!!」
「ぐがぁあああ!!!!!」



皮膚が固いせいか剣が勢いよく弾き飛ばされる。
そっちに気をとられていたら、手を魔物に掴まれてしまった。
痛さで顔が苦痛を浮かべる。

だが、その力が弱まってきたのだ。
その時アレンと重なるかのようにぼんやりとの目に人が映った。



・・・ここにいたのか・・・やっと会えた』

「な・・・なに・・・」



見たことがあるような人。
だが、どうしても思い出せない。

なにも出来なくて、そのままでいた時______________


ぱりんっっ______________


何かが砕ける音が響いた。








後書き

微妙なところできっちゃいました!!
だって・・・これ以上打ったらわからなくなる!!(ぇ)
楽しんでるけど。
原作、アニメ、ゲーム、全てが入ってます。
いいところうはうはですよー。

アレン好きなんでちょっと違う風にしちゃったv






2006/12/11